もらい事故により自分の加入している車両保険を利用しても等級はダウンしないのか?

交通事故により自分の加入している車両保険を利用して等級がダウンするケース

突然の事故により、車が損傷を受けたとき
車を修理しなければなりません。
また修理費用が高額な場合は買い換えを検討することでしょう。
その場合の修理費用や買い換えの費用はどうなるのでしょうか?

【もらい事故のケース】

追突事故によるもらい事故とは、被害者に過失のない事故を言います。
「信号待ちで後ろから追突された」
「赤信号を無視してきた車に追突された」
などの事故が該当します。
過失割合ない被害者に違反点数は付きません。

【過失がないもらい事故は、自身の保険を使う必要なし】
相手が自動車任意保険に加入している場合は、むちうち治療で病院や整骨院に通院したときにかかる費用は自賠責保険から支払われ、車の修理費用は相手の保険での修理が可能ですので、自分の車両保険を使わずに済みます。
そのため、等級ダウンの心配もありません。翌年から保険料が上がることもありません。
よってもらい事故のような自分に過失がない事故の時は、修理費用を相手に補償してもらうことができます。
ただし、支払われるのは被害者の市場での車の価格までとなっているので、時価を超えた部分の修理費用は被害者側の自己負担となります。その場合の対物賠償に対する車両保険を使った場合は、過失がなくとも保険金を請求すれば等級が下がります。

【被害者:加害者の互いに過失の割合がある事故】

自損事故や過失割合が3:7、2:8など、双方に何割かの過失がある場合は、過失割合に相当する金額を支払う必要があります。

過失割合に相当する車の修理費用、又は自損事故に対する物の補償に対して対物保険で支払った場合は、翌年から、3等級ダウンしますので、保険料が割高になります。

【事故の相手が任意保険に未加入の場合】
最悪のケースとして相手が任意保険に未加入で、支払い能力が無い場合は自身の車両保険を使うこともあります。
しかし車両無過失事故の特約が付帯していれば等級が下がらないこともあります。

【車両無過失事故に関する特約とは?】
車両保険に付いている「車両無過失事故の特約」は、相手が任意保険未加入で、自分に過失が無い事故により自分の車が被害に遭った時に使えます。この特約保険を利用して修理したとしても、等級は下がらず、翌年の保険料も上がりません。

このように自身の自動車保険を利用しても等級が変わらないこともあります。

どんな事故に対して支払われた保険金であるかにより異なります。搭乗者傷害保険、人身傷害保険金、車両無過失事故の支払いだけであれば過失の有無に関係なく基本的に等級は下がりませんが、事故の状況等により保険を使った場合は等級がダウンすることがあります。そのため、翌年から上がってしまう保険料と事故の修理にかかる費用を比較して、保険を使うかどうか慎重に検討する必要があります。

宇都宮交通事故・むちうち治療整骨院では事故治療に対応しております。
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